今日は好きな映画を2つ紹介したいと思います。 ●メメント 主人公のレナードは、妻が強姦の末殺されたショックでひどい記憶障害に陥った。それは10分以上記憶を保持できないというもの。
事件前の記憶と妻が殺される瞬間の記憶を頼りにレナードは犯人捜しを始める。 得た手掛かりをタトゥーとして体に刻み、ポラロイド写真にメモを残す。 全ての謎が解明された時、彼は何を思うのか・・・ 記憶を無くす主人公、嘘を吹き込む登場人物たちを客観的視点から見ていく映画です。 ラストは本当に頭を抱えてしまいました。
●プリデスティネーション
とあるバーを訪れた青年ジョンは、バーテンダーに勝負持ち掛けられる。
『面白い話をすれば、酒を1本奢る』
ジョンは自身が歩んだ人生を語る。
女性として生まれたジョンは孤児院で育ち、付き合っていた流れ者の子を宿すも彼に去られ、さらに赤ん坊を何者かに誘拐されるという壮絶なものだった。
それを機に男性として生きることを選んだジョンに、バーテンダーは酒を1本渡し言う。
「お前の人生を壊した男を差し出す」
バーテンダーは自分の正体を未来からやってきた時空警察のエージェントだと明かす。
観ていくうちに深まる納得と既視感、
円を描くような主人公の人生を感じられる映画です。
両方とも2回観ると張られた伏線などが見えて面白いと思います。
時間があればぜひ見てほしいです。
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