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札幌市近郊または北海道内の家財整理(遺品整理・生前整理)の豆知識

家財整理の豆知識

​1.家電リサイクル法

『冷蔵庫や洗濯機を処分して欲しいという』ご依頼をされるお客様が多数いらっしゃいます。お客様の中には『無料でいいから引き取って欲しい』とお願いされる方もいらっしゃいますが家電四品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)を廃棄処分するためには法律で定められたリサイクル料金が掛かってしまいます。弊社では可能な限り、生活が困窮さえている方々への寄付や寄贈のため無償による引き取りを心掛けておりますが製造から10年以上経過している場合ですと廃棄処分となってしまいます。

​1-1.家電四品目とは

テレビ、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)、エアコン家電リサイクル法の施行によって従来のように粗大ごみとしての処分が出来なくなりました。これらの家電を処分する場合には原則としてリサイクル券を使用し、メーカー地方自治体が指定する集積場に直接持ち込む、または収集運搬業者に依頼する必要がございます。多くの人は家電を運搬するのは非常に大変なため、回収を行なってくれる収集運搬業者にお願いされている方が多いようです。

​1-2.家電四品目の収集・運搬

家電四品目産業廃棄物となりますので無許可業者は処分を目的とした収集及び運搬を行なうことは出来ません。収集及び運搬をご依頼される際には産業廃棄物の収集及び運搬許可を所持しているかどうかを確認しましょう。悪徳業者が処分を請け負った挙句、山の中に不法投棄をした事例が社会問題として取り上げられたことがございます。​

​1-3.産業廃棄物と一般廃棄物の許可の違い

産業廃棄物とは事業活動に伴って排出される特定の廃棄物であるのに対し、一般廃棄物とはそれ以外の廃棄物のことを指します。この2つの免許の大きな違いはその許可の範囲(地域)にございます。一般廃棄物の許可は各市町村が許可しなければならず、その範囲も許可を受けた市町村内に限られます。産業廃棄物の許可の場合には各都道府県が許可する事となっているので北海道で許可を受けると道内どこでも産業廃棄物を扱うことが可能です。一般廃棄物・産業廃棄物どちらも許可された地方自治体から別の地方自治体まで廃棄物(ゴミ)を運搬することは許されておりません。廃棄物を運搬して地方自治体を跨ぐのは不法行為になります。最近の例では石狩市で許可を受けた業者が札幌市から石狩市へ廃棄物を運搬したことによる不法行為に対する罰則があったようです。

​1-4.家電の買取

電化製品の買取を行なっているリサイクルショップは数多くございますが家電製品の買取には一定の条件がございます。もちろん壊れている家電につきましては買取することができませんが現在は使用できても製造日が5年を過ぎてしまったものは基本的に買取は難しくなります。その大きな理由は販売する時には電化製品の場合、保証期間を一定期間設けなければ販売することができないという事情があります。電化製品が買取可能かどうか不安な際にはこの5年という期間を一つの目安として考えるといいかと思います。

​​2.不要品買取

​2-1.家具の買取

よく箪笥食器棚を買取できないかご相談される方がいらっしゃいます。しかし、現在では単身者世帯の増加により、アパートやマンションで生活される方が増加傾向にあるため、大きな家具の需要は年々、減少傾向にございます。また最近の賃貸住宅ですと収納が多く広く設けられています。そういった事情もあり、最近では家具の買取を行なっていない場合や持ち込まなければ買取を行なわないリサイクルショップが数多くございます。処分となる場合でも札幌市の一般廃棄物は体積で料金が設定されていますので業者に処分をご依頼すると通常の3倍程の費用が掛かってしまいます。家具はその都度、必要か否か検討していただき、出来るだけ早い段階で買い替え等を心掛けていただきますと万が一の時にも対応しやすいのではないかと思われます。

​2-2.衣類の買取

「衣類って買い取ってくれるんでしょうか?」というお問い合わせは多数ございます。実際、繊維類は扱いやすく汚れていないものであればリサイクルを行なったり、最近では海外へ輸出(リユース)の動きが活発化しております。普段、着用する服や着物等がお手元に在れば一度査定をお願いしてみると良いかと思います。弊社では無料での出張お見積もりも行なっておりますので、お気軽にお声掛け頂けると幸いです。

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