皆さんこんばんわ。
現場作業員の櫻井です。
「過半数(かはんすう)を超(こ)える」という言葉を良く耳にします。過半数とは半数を超えたという言葉です。ですから正確には「過半数に達した」或いは「半数を超えた」というのが正解です。
また「本拠地」も正しくは誤りです。
「拠」という文字には位置の意味があり「本拠=本部」と同義語だからです。でもよく使われますね。辞書では「本拠とする場所」なんて記していますね。(笑)
これは重言と言い間違った日本語の使われ方デス。歌謡曲の歌詞や舞台のセリフには印象を与える手法としては使われますが、、、、。(「金属のメタルでぇ」なんてね)
私は前職で諸省庁への報告書を作成することが多く、言葉を選んで文書を作成しておりました。そこで今回は文書作成については提言。
オンライン・コミュニケーションが増えている今、相手を思いやった文章力をアップさせるコツとは? 私が注意している3つのポイントをお話します。
それは、①大事なことは先に伝える ②一文は40字以内に ③「思います」を多用しない の3つデス。
1. 大事なことは先に伝える
結論を先に書くということ。特にメールの表題は新聞の見出しと同じ。中に書いてあることを20字くらいに要約するのがおすすめです。本文も箇条書きを使うなどの工夫を。
2. 一文は40字以内に
長文は百害あって一利なし。日本語は助詞や接続詞を使えば、一文を1000字でも続けられます。でも、句点(。)で切るだけで断然に読みやすくなります。
3.「思います」を多用しない
私の経験上、「〇〇だと思います」という表現の約8割は言い切れるもの。事実なら濁さず言い切りましょう。また事実を述べる場合、なるべく具体的に書くこと。「昔」を「15年前」や「20歳の時」に書き換える。これだけでも、文章が生き生きとしてきます。
以上です。
どうでしょうか!
でも昨今、一番苦戦していることはコピペの残骸や誤変換です。
スマホでは特にこれがヤバい!小さい画面で見にくく、紙文章慣れの私には超えられない壁ですね(//∇//)
男性には端的に、女性にはくどくど(?)と、なんて言われておりますが・・・。
それはそれcase-by-caseで(笑)
コロナ禍で外出しにくい昨今、秋の夜長を純文学に寄り添うのも文書力アップにいいですね^_^

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