以前のブログでも紹介したかと思いますが我が家には大切な子供が3頭います。
偶然にもこの3頭は全てが4日生まれです。
先日、11月4日は8歳を迎えたキャバリアの『マリン』の誕生日でした。
出会ったばかりの頃は身体が弱く、ペットショップから『病院に連れていってから連絡します』と家族に迎え入れる直前に伝えられて不安だけが募った事を今も鮮明に覚えています。当初、先住犬だった『ケビン』が私の仕事中に寂しくならないように。と迎え入れる事を検討していたため、気性が優しくて元気な子を探していましたのです。出会った時はゲージから抜け出そうと必死だった『マリン』を見て家族として迎え入れたいと感じました。手持ちのお金が足りないため1度帰宅して再度、ペットショップを訪問し、まだ家族が出来ていないことを確認して即、家族として迎え入れました。病院に連れていくと言われていた原因は身体の数ヶ所に瘤というかシコリがあったためです。これが腫瘍なのか脂肪なのか検査しないと分からないと伝えられました。病院に行って、万が一の場合には金額に関わらず、自由に他の子と交換しても構わない。もしくは返金しますという店員さんの言葉に衝撃を受けましたが、どんな結果でも他の子は受け入れるつもりはなく、返金も不要。何があっても連れて帰ると伝えました。
あれから7年と少しが経ちます。ちょうど我が家の家族になった時は私が『日本地建株式会社』に在籍していた時。とてもいい会社で私を成長させてくれた会社です。今もこの子の誕生日には当時の会社の事やこの子を家族として迎え入れるために必死だった事を思い出します。
ここから誕生日を迎えたわけではないんですが、また家族を紹介したいと思います。
実家から11年前に初めて家族として受け入れた『ケビン』です。
全ての子供たちはこの子の名前が由縁となります。名付け親は私ですが当初はロビンフットから『ロビン』と付けようとしましたが反対されたため、方向転換して大好きだったキン肉マンから息子の『ケビンマスク』をもらって『ケビン』という名を付けました。現在は齢14歳で来年の4月4日に15歳になる予定です。『マリン』が来る前までは、お留守番が寂しいようで家に帰ると『クーン…クーン…』と鳴き声を上げてました。『マリン』が来てからはお兄ちゃんとしての自覚からなのか帰宅しても見向きもしなくなりましたw
末っ子は約1年半前に保護犬として譲渡会で出会いました。
当初は親が欲しがっていたのですが懐くことができず、最終的に我が家の家族として迎え入れました。『プリン』と名付けられた子は人に馴れることはなく、散歩に出ることもなかったためか、脚は曲がってしまっていて歩きづらい子でした。最近はトイレも覚えて家の中を自由に生活させて、朝と夕方の散歩を毎日欠かさずしていたためか、脚は元のように真っすぐと伸びるようになり、私たち家族にはよく懐くようになりました。誕生日は6月4日。今年の誕生日(4歳になりました)もお祝いしようと考えていましたがトリミングの日と重なり、疲れて帰ってきたため写真は撮れませんでした。
この子たちが我が家の子供たちです。自分には子供がいますが14年前に離婚してから会うことが出来ていません。情けない父親は子供と会うことも憚れてしまうのです。自分がどう生きれば子供と面と向かい合えるのか…。今の自分の守るべき子たちを自分の子供と重ね合わせているのかもしれません。救いを求めて私はこれからも罪をどう償うべきなのか?死ぬまで十字架を背負って生きていかなければならないのだろうと思います。それでも今はただ…あの日からポッカリと空いた寂しさという穴を埋めるために日々を精一杯生きているだけなのかもしれません。そんな自分が少しでも共に生きていく全ての魂に触れて、幸せになって、幸せに出来て、出来得る限りの幸せを共に歩く皆と共有し、いつか来る閉幕は幸せの中で死んで先に逝った仲間に生きる幸せを伝えられたらいいなと心から願っています。
そして次に生まれ変わってくるときは長生きしろよ!と笑って言えたらいいな…
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